こんにちは。
全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。
VUCAな世界
という言葉を聞いたことがありますか?
VUCAな世界とは、
Volatility(変動制)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)
の頭文字をとって表現されたものです。
現在の経営環境だけでなく、
社会そのものを表現するキーワードとして使われ、
「将来の予測が困難」な状態を意味しています。
ここでいう”将来”とは、遠い先ではなく
数分後をも意味する言葉で使われています。
まさに医療業界も
VUCAな世界
そのものと言えるのではないでしょうか。
・Voplatility(変動制)
医療のニーズの変化、AIやテクノロジーの導入、外国人職員の雇用等、
・Uncertainty(不確実性)
診療報酬改定、医療保障介護保険制度、厚労省の方針転換
・Complexity(複雑性)
患者や家族との関係性、職員の生活背景や価値観の多様化、社会情勢
・Ambiguity(曖昧性)
ハラスメントの基準、談兼できない治療説明
これらは一部を例えたものですが、
このように医療業界や病院を取り巻く環境は、
様々な不安定要素があり、
大きく変化していると言えます。

実際に5年前を振り返ると、
医療業界は今とは大きく違っていたのではないでしょうか。
医療そのものに求められることがも
地域医療構想や国民のニーズの変化といった点からも
治療だけでなく、
”生活を支える”という視点が必要になっていると感じます。
VUCAな世界である今、
変化に対応する力が必要となり、
今までと同じことを行っていては、
環境や社会、医療業界に適応できず、
淘汰される時代に突入したと言われています。
正解がない世界
過去に答えがない世界
”過去の成功事例を行う”
”これをやればうまくいく”といった
前提の元の組織体制や取り組みでは
成果が出ないのは当然です。
また多病院の取り組みを取り入れることも
”そもそも組織が違う”という前提があれば
違和感がある時代になりました。
新たな組織運営のあり方が求められ、
病院経営にも影響がでる時代になったと言えます。
トップが考え、指示を出すだけでなく、
組織に属する人、1人ひとりが
病院の方針を元に自ら考えることが必要であり、
多くの専門職が組織として
いかに最高のパフォーマンスを発揮できるか
そういった組織運営が
必要になったと言えるかもしれません。



