人材育成:能力のピラミッドから見えるもの

全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。

理想の人材とは、
どんな人材ですか?

正解不正解はありませんし、
できるできないも関係ありませんので、
書き出してみてくださいね。

ゲイリー・ハメルの
「経営の未来」に

『能力のピラミッド』

が紹介されています。

このピラミッドは、
仕事において人に求められる能力を
示したものです。

底辺から頂点へいくほど
レベルが高い能力を表しています。

みなさんが思い描かれている
理想の人材は、

・従順
・勤勉
・専門性
・主体性
・創造性
・情熱

のどれに当てはまりますか?

この能力のピラミッドは、
セミナー等でも紹介しているのですが、
納得や共感される方が多いです。

「このピラミッドのレベルを
 教育プログラムに
 反映させればうまくいきそうです」

と話される方も多いのですが、

残念ですが、
このピラミッドのように
レベル1からレベル6までを段階的に
人を育てることはできないと言われています。

図を見て頂くと

相転移

という言葉が、
レベル3専門性とレベル4主体性
の間に点線とともにありますよね。

ここがポイントです。

相転移とは、
ある相から別の相へ転移する現象
です。

もっと簡単に言えば、

今やっている人材教育の延長線上では
主体性や創造性、情熱をもった人材を
育てることはできないかもしれない

ということです。

この能力のピラミッドで言うと、
学習方法に相転移が必要です。

レベル3までは、
知識や考え方等の 何かを学ぶ、
という客観主義学習で
身につくと言われています。

レベル4以上は、
社会構成主義学習の中でしか
身につかないと言われています。
(ワークショップや体験学習とも少し異なります)

この2つの学習理論については、
またご紹介したいと思います。