同じルールでもおこることが全く違う

全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。

  

有給休暇の規則やルールって
基本病院内では統一されてますよね。

なのに、
病棟ごとや
部署ごとにおこっている状況が異なることって
おこっていませんか?

    

ある病院では、
A病棟では
有給休暇の取得について
師長が悩んでいました。

人員配置や全体バランス等を
気にする職員が少なく、
業務に影響が出る日も多いとのことでした。

また職員によって
取得日数に差がうまれていて
その事から人間関係にも
影響がでていると感じていたそうです。

  

同じ病院のB病棟を見てみると・・・

有給休暇の取得率は
A病棟以上にあるにも関わらず
人員配置や業務に影響もなければ
人間関係も良好でした。

  

同じ規則やルールなのに
不思議ですよね。

   

A病棟、B病棟の職員に話を聞くと、
規則やルールではないところに
差があると感じたんです。

   

A病棟の職員からは、

・シフトは師長が調整してくれる
・有給は使わないと損な気がする
・使いすぎな人がいると思う

という声が多く聞こえました。

 

一方、B病棟の職員からは、

・休みがほしいのはお互い様だから
・助け合えば自分も頼みやすくなる
・業務が回るかを確認してからは当たり前

という声が多く聞こえました。

  

A病棟では、
有給申請は師長に行い、
師長がシフト調整や人員調整をしていました。

  

B病棟では、
まず職員どうしでお願いしあって
師長には交代の報告をしていました。

  

有給休暇の申請のルールは
A病棟もB病棟も
分かった時点でできるだけ早めに
の共通なのに、申請状況に違いがあったんです。

   

組織風土

   

同じ規則やルールでも
運用する組織風土によって
運用方法は大きく変わります。

  

いかに組織風土を醸成するか

   

規則やルールの運用がうまくいかない場合、
まず組織風土に着目することは
問題解決のために大切なことかもしれませんね。