全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。
2020年度がスタートしました!
新入社員の入社や
新たな取り組みなどが始まる病院も
多いかもしれません。
コロナの流行の中、
「正直新人を迎えるどころでは・・・」
という声も聞こえてきますし、
実際に一般企業では、
4月いっぱい自宅待機等の企業も
でてきています。
3月中旬からの社会の動きを見ていて、
考える力
が問われていると感じます。
不要不急の外出に関して、
転売や買いだめに関して、
海外帰国後の自宅待機に関して等、
強制ではないけれど、
考えて行動してほしいことが
社会にもあふれています。
病院内でも同じではないでしょうか。
ちょっと考えれば分かるだろうに・・・
もうちょっと考えてほしい・・・
さまざまな局面で
職員にそんなことを思うことがあるのでは
ないでしょうか。
こういった場合、
多くの場合は、個人の能力や資質で
片づけがちですが、
ここに考える力が伸びない落とし穴があります。
それは、
『未学習』
という視点です。
もっと考えてほしい、といったケースの時に、
考えてほしい内容を教育したり
伝えがちですが、
これでは効果は薄いかもしれません。
考える視点を伝えたとしても
応用できなければいいがないですし、
現場ではどうしても
言動ベースに対して教えるたり伝えたりすることになり
根本的な学習とは少し異なるかもしれません。
『考える力』を身につける上での 『未学習』とは、
そもそも自分で考えるということが
『未学習』であるという事です。
例えば、
考えて行動する
という事において、
自由と責任
は大切なファクターの1つです。
自由と責任って、
こういう事だよ、って教えても
きっと行動につながらないのではないでしょうか。
そもそも自由と責任とは何かが未学習なのです。
経験+振返り
が重要となります。
振り返りとは反省ではなく、
実際に自分がやった言動や、その気づきや
自分が何を感じていたかを俯瞰してとらえることです。
この振り返りをなくして、
学習した上での次への行動変容や
意識考え方の変容はうまれないとされています。
例えば、
上司と部下が振り返りを行う際に、
上司が一方的に伝えたり、
教えたりすることでは、
学習が進まないケースが多いという事です。
まずは部下が
自らの言動を振り返り
その気づきをアウトプットする(感想ではない)。
その気づきを部下が俯瞰してとらえられるように
上司はサポートする事大切かもしれません。
未学習である状態から
いかに学習して考える力を身につけるのか。
2020年度はさらに求めらえるかもしれませんね。



