何でも喋るって実は対話じゃないかも

全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。

  

対話ってなんでしょうか?

  

「何でも喋れるってことですよね?」
って、聞かれる事も多いのですが、
私たち(MODA)の定義はこういうことではないです。

   

以前にもご紹介したことのある

アダム・カヘン著

敵とのコラボレーション

という書籍に「4つの聞き方と話し方」ということが

紹介されています。

 

  

まず多くの場合、

ダウンローディング

ディベート

という状態が多いかと思います。

   

ダウンローディング

自分の見ている真実を話している状態です。
事実もあれば、
事実に対しての解釈さえも事実や真実として
話していることもあります。

   

ディベート

自分の意見を話している状態です。
それぞれの意見がぶつかり、
一見対立した状態に感じることもあります。

   

多くの会議やミーティング
ワークショップでは、

ダウンローディングやディベートを
対話として捉えていることが多いかもしれません。

    

ダウンローディングやディベートは、
2つの特徴があります

1.既存の枠組みの中で話しをしている
2.自分とその他の人の発言は乖離している

  

特に【2】に関しては、
対話とは違う側面と言えます。

  

自分の考えに沿えばOKだけど
沿わないものはNO

ということが根底にあるんです。

   

対話のキーワードは、

融合

とも言えます。

   

ダイアログ

話しをする中で、
自分の内面(気持ちや考え)に気づきがある状態。
「私はこう思っていたんだ」とメタ認知できる。 相手に対しても同じ問いかけや聞き方ができる状態。
(相手はきっとこうだ等と決めつけることではありません)

   

プレゼンシング

話しをする中で、
目の前の言動にとらわれず、
全体的な視点からの気づきに関心や気づきがある状態。

     

何でも話せる、否定しない
といったニュアンスでの対話も広がっていますが、

実態は、ダウンローディングやディベートで
終わってしまっていることも多いかもしれません。

    

自分とその他の人が分離や乖離していたり、
自分自身の思考を俯瞰してとらえることができていない限り、

対話は難しいかもしれません。

    

ただ、多くの病院の場合、
ディベートができかねているケースも多いので、
何が良い悪いではなく、

今、自分の病院がどの状態なのか

どういう状態を目指したいのか

を把握することから始めることもオススメです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です