「それって誰が決めたの?」無意識を顕在化する

全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。

    

「うちの病院って●●なんですよね」

「うちの職員は・・」

って話をご相談を頂く中で
よく聞きます。

   

そんな時に私たちが問いかけるのは

「それって本当ですか?」

です。

   

念のためにですが、
話している内容が間違っているという
主旨ではありません。

   

経営側だけでなく、
職員にも同じ問いかけをしています。

    

「うちの職員は言われたことしかしない」

という経営陣や役職者の話もよく聞きます。

    

「上司は話を聞いてくれないんです」

という職員の話もよく聞きます。

   

そんな時も私たちは

「それって本当ですか?」

と問いかけます。

   

きっとその話をしている人たちは
それらが本当のことだと
みえているんだと思います。

   

しかし私たちは、

自分の見えている世界は解釈である

と捉えることが大切だと考えています。

    

本当だと思ってることは解釈かもしれない

という自分の判断に保留ができれば、
ちょっと違ったものが見えてきたりします。

   

ある病院の理事長は

「うちの職員は言われたことしかしない」

と話されていましたが、
解釈かもしれないと判断を保留し
日常を振り返ってみると

 

「そもそも常に上司が指示ばかりしていて
考えられる機会ってつくれてないかも」

「上司の意に沿うか沿わないかが
判断基準になっていたら
そもそも言われたことだけやるようになるかも」

といった気づきがあったそうです。

もちろんこの気づきがあってるか間違ってるかは
分かりませんし、これも解釈です。

この理事長は、
「職員が言われたことしかしない」
ことを本当だと捉えていた頃は、
・考え方の研修
・何をやるかを考えさせて添削
・マニュアルの作成を職員に行ってもらう
・職員に意見を出してもらう
等、いろいろなことに取り組んでいたと言います。

しかし、
それが本当ではないかもしれないと捉えられた後は、
・小さなことからまず職員に任せる
・経験を大切にする
・振り返りを行う(ジャッジではない)
・意見がでない場合も強制はせず仕組みを考える
等、取り組みを大きく変えました。

見えている世界が自分の解釈だとしたら・・・

この判断の保留は、
今までとは違う取り組みへの一歩となると感じます。

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