「うちの部署は・・・」が生み出している世界

全国病院組織開発協会(MODA)
  共同代表 桐野です。

  

会議やミーティング、
休憩時間等、
いろいろな職種が集まって話す機会があると思います。

  

「うちの部署は・・・」

「うちとしては・・・」

こんな会話があふれていませんか?

  

例えば、

病院として●●に取り組むにあたって・・・

●●さん(患者さん)の今後に関して・・・

といった話をしている時に、

「うちの部署は・・・」

「うちとしては・・・」

といった発言があるようなイメージです。

   

一見、テーマや議題に対して
みんなが話をしているように見えます。

 

ちょっと視点を変えてみます。

こういう話が聞こえる場って、
最後まで
「うちの部署は・・・」
「うちとしては・・・」

という話が続いているような気がします。

  

で、何かを決めないといけない場合は、
結論を誰かが出して
会議や会話が終了します。

  

私たちはこういう場に遭遇すると

それぞれの人がそれぞれの立場で話している

と感じます。

   

それ自体は悪いことではないと思いますが、
実際に、出た結論に対して
納得していたり、理解しているかというと
別問題だと感じることが多いんです。

    

実際、会議や会話が終わった後に
「また理事長が決めたよね。」
「言ってることはわかるけどさ・・・」
といった声がよく聞こえます。

   

こういう場を良くするために
会議の仕方やルールを決める病院も
あるようですが、
そもそも論として、

うちの部署

うちの●●

という言葉が終始使われていることに
各自が気づかない限り、
根本は何も変わらないと感じます。

    

指摘するのではなく、
気づくことが大切です。

   

笑い話ですが、
ある理事長が
「会議で『うちの部署』って言葉は禁止」
としたら、

会議が何も進まなかったり、
主語がないだけで、結局自分の部署の話をしていた
といった話もあります。

   

まずは、会議や会話で
「うちの部署」
「うちだったら・・・」
といった
部署断絶の言葉が無意識で使われているかどうかを
捉えてみてください。

  

使われていることに
良い悪いではありません。

  

どのような意識で言葉を発しているかと
捉えることが
第一歩となります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です