小さな選択の練習

全国病院組織開発協会(MODA
 共同代表 桐野です。

   

自律や自主性を育む場合
「選択」は重要なファクターと考えます。

  

選択するためには、
調べる、考える等、様々な要素が必要になります。

 

あっ、誰かに聞いて決めるということは
自分でそれを元に決めたなら選択ですが、
●●さんが言ってたからという考えだと
選択ではないかもしれない、と感じます。

  

選択とは自由であり、責任でもある

   

組織変革のサポートに関わった際、
何度もこの話をする機会があります。

  

例えば、
ワークショップ型のミーティングを行った時には、
最低限のマナーは共有した上ですが、
その中で何をするかは
自分たちの自由という場をもちます。

 

すると、
ディスカッションや対話の場で、

「これはどうすれば良いですか?」
「こういう話をしても良いですか?」

という質問がでます。

  

私たちの答えは

「お好きにどおぞ」

です。

  

これに対して、

怪訝そうな顔をする人もいれば
質問を繰り返す人もいれば
おこり始める人もいれば
何もしないという選択をする人もいます。

  

自由をつきつけられた瞬間
答えを探し始めたり、
行動ができなくなる組織は少なくないと感じます。

  

まずはこのことを認知することが大切です。

  

次のステップは、
大きな選択ではなく、
小さな選択を繰り返し、

「選択」を習慣化することです。

  

ある病院では、
選択の機会を増やすために
会議を何時からスタートするかを
職員が決めることにしました。

  

「いつもこの時間だから  
これで良いんじゃない?」

で決定。

これって選択でしょうか?

ただ決定の機会を増やせばいいわけでも
ないのかもしれません。

小さなことかもしれませんが、
休憩時間をどうとるか、
シフトの希望をどう出すのか、
備品の片づけをどうするのか等

いつもと同じや
上意下達や指示命令ではなく

自分たちで決めるといった機会を増やすと
一瞬困惑がおこるかもしれません。

この困惑がとても重要で、
その先に「選択」を通した
自律や自主性があるのかもしれません。