全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。
恥ずかしい話ですが、
私はお金を目的に働くということは
何か違うと思っていた時期がありました。
この頃は、
働く意義や意味がお金でないものにあることを
良しと考えて、いろいろな研修を行っていました。
今となっては、
すごく恥ずかしいですし、
とても視座が低かったと感じています。
働く意味や目的は、人によって異なる
これが大前提であることを
認識することはとても大切だと感じます。
働く意義や目的は
その人の性格や考え方だけでなく、
経験や環境等からも
人によってバラバラであることは
当然のことではないでしょうか。
働く目的についても
多様性があると認知することで、
何か1つを正しいとする世界から
抜け出ることができると考えます。
私たち(MODA)は、
働く目的とは●●
といった固定された定義は、
ナンセンスだと考えています。
働く目的は、考え方だけでなく環境や経験等にも影響され、
そもそも定義なんてできないものだと考えます。
ではどうするのか。
「あなたの働く目的は何ですか?」
という問いかけを行います。
まずは個々に意見を書き出し、
その後、数名のグループでお互いに共有します。
その後、気づいたことや感じたことを話し合い、
そこで感じたことを個々に書き出します。
このプロセスを通じて
働く目的は多様性をもったまま、
お互いの中に共通の認識が生まれ始めます。
もちろん給料といった話が出たとしても
それはそれで残ったまま
他の働く目的を感じ、
個々の中で醸成されていきます。
特に医療従事者は、
もともと仕事に対する想いが深いです。
日頃の忙しさや命に係わる仕事の中で
その想いに蓋がされがちだったり、
感じづらくなっている人も多いと
これまで関わってきて感じています。
強制的に働く目的を定義しなくても
そもそも個々が持っていることを前提に
関わると、職員も気づきが多いと感じます。
何より給料やお金が働く目的であったとしても
それはそれでその方にとっては
大切なことだとと理解することが大切と感じます。



