全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。
2020年、コロナに始まり
コロナに終わった1年だったかもしれません。
特に医療関係の方たちからは、
気をはりつづけた1年でらっしゃった声も
多く届いています。
私自身、
社会情勢や情報のつかみ方、
自分自身の考え方を意識する機会が多かったと感じます。
状況に適応する
多くの方が感じていることではないでしょうか。
制限ができたり、
これまでの想定になかったことが多々あったり、
後についても推測がたちづらかったり等、
常に状況に適応することを
必然的にも求められますし、
何か行動する場合にも
何かを考えることが増えたり、
これまでとは違うパターンでの行動も増えました。
さらに
もう元の世界には戻らない
という想定が強固にもなりました。
コロナの前の状況に戻るかというと
これまでの歴史が物語っているように
全く同じ状況には戻らないと感じています。
例えば、コロナにより
オンラインの導入が活性化されましたが
コロナがおさまったとしても
おそらくオンラインを活用しないという選択は
ほぼないと思うんです。
状況から生み出された
思考や行動パターンは、
コロナがおさまったとしても
なくならないですし、
私たちの思考や行動はさらに変化していくと感じています。
それ以上に私が感じているのは
二極化の危険性
です。
例えば、
医療従事者の間ではないかと思いますが、
実は世間では、
マスクをつけることに意味があるとかないとか
そもそもコロナに対しておおげさであるとかないとか、
何かに対しての意見が二極化しているケースが
多く見られることもありました。
人の解釈は様々なので
どれが正解といったことはないかもしれませんが、
それ以上に
意見の二極化ってとても危険
だと感じることが私は多かったです。
二極化の背景にあるのは、
何かが正しくて何かが間違っているという考えです。
もちろん、絶対的に二極化が必要な場合もあります。
しかし、上記のような状況は、結果として、
融合ではなく、敵対的な関係性が
うまれるにすぎないと感じたんです。
自分に合う人とだけ付き合えば良い、
といった話もあるかと思いますが、
ベースで自分と違う意見を否定しているのであれば
結局何もうまれないとも感じますし、
特に職場では
分かりやすくいうと派閥がうまれ、
何かを批判するといったことがおこるばかりで、
新たなに何かを生み出したり、
組織が強くなるということはないと感じたりもしました。
ただ、自分の考えをまげるとか
相手にあわせるのでもないと思うんです。
お互いの考え等を受容した上で、
何かゴールや目的にむかって
その場にいる人ができることは何かを
考える重要性をますます感じた1年でした。
この2つは、
組織変革につながる視点もあると感じています。
2021年は、
形は分かりませんが、
誰にとってもほんの少しでも
より良い年になることを・・・
良いお年をお迎えください。



