関係性の勘違いがおこってませんか?

全国病院組織開発協会(MODA)
  共同代表 桐野です。

「安心安全な場にしましょう!」
というフレーズをよく聞くようになりました。

ある病院では、
会議で安心安全な場を保つために、
”誰かの意見を否定しない”
という指針をたてたそうです。

ある時、
会議が終わった後にこんな声が聞こえたんです。

「なんか違う意見言いにくいよね・・・」

私はこの声を聞いて、

この会議では
安心安全な場が作られていないんだな、
と感じました。

   

こう思った理由は2つあります。

   

1つ目は、

安心安全な場の定義の問題

という事です。

   

安心安全な場の定義ってなんでしょうか?

  

正解不正解はありません。

   

私の定義はコレです。

目的にそって自分の意見を言える場

人の意見に肯定も否定も無しの場

という定義です。

    

多くの場合、
人の意見を否定しない、という定義になり
逆に何も言えない場が作られていると感じます。

     

私は、”安心安全な場を作りましょう”
という言葉を使いません。

   

会議等の最初には、

・意見に正解不正解はありません

・人の意見と自分の意見が同じでも違っても
否定や肯定ではなく、
そういう意見なんだな、と聞きましょう

・違う意見が出ることは
可能性が広がるので素晴らしいことです
 
・どれが正しいとか違う意見のダメ出し等は
 目的達成のための意見ではないことが多いです

といった趣旨の話をします。

   

もちろん途中でただの肯定や
意見の批判等が始まった時には、

「これって何の時間でしたっけ?」

という趣旨で、
やっていることの肯定否定ではなく
常に、目的達成のための場であることを
個別ではなく、全員に向けて伝えています。

   

 
2つ目は、

オープンな場で「言いにくい・・・」という声が
出ていない点です。

    

意見が言いにくいという話が
オープンな場で発言されているなら
健全だと感じます。

    

要は、陰でこういう話が出るのは
こういうった話が言えない場ができている
という事です。

   

これに対して
「みんながいる場で言っていいましょう」
なんて言っても

「それが言えたらこんな話してない」
という心の声が聞こえることが安易に予測できます。

  

ではどうすれば良いかですが、

日頃の関係性

につきると感じます。

   

この話をすると
職員に何をさせるかという話になりますが、
これこそが違っていると私は感じています。

   

もしくは日頃から
否定しないでおこう、何て病院もあるみたいですが
これもナンセンスだと感じます。

  

否定するしないが問題なのでしょうか?

     

まずは

どういう関係性の場を作りたいのかの定義

からはじめることをオススメします。

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