全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。
採用活動において、
競合病院の存在って、どんな存在ですか?
ライバル?
かなわない相手? 等々、
いろいろな考え方があるかと思います。
確かに求職者に選んでもらうという観点で言えば
競合病院はライバルになるかと思います。
この考え方は
採用活動において本質であることに
変わりはありません。
だからこそ、
自病院が求職者から
選ばれる理由を構築することが必須です。
しかし、
こんな観点もあります。
競合病院と協力関係を構築する
求職者心理の観点だと
多くの病院からより良い病院を
選びたいと考えている求職者が多いでしょう。
また、
病院を探しきれないという現実もあります。
合同説明会が人気だったり、
口コミ等を参考にする求職者が多い理由の1つは
ここにあると感じます。
ある病院は、
競合病院と協力関係を構築する
という観点で、
採用活動を考え始めました。
結果として、
県の看護協会に提案をして
1年かかって「合同説明会」を実現したんです。
実はこの病院は
それまで看護協会に紹介等を依頼いしていましたが
なかなか紹介がありませんでした。
ピンポイントで自病院を紹介してもらうことは
看護協会にしてもリスクもあれば
求職者もリスクもあるかもしれない。
であれば、
求職者の心理面のハードルをさげて
看護協会も勧めやすい場を作ることができないか
という観点に切り替えたんです。
この県では、
看護協会主催の合同説明会は実施がなく
最初はあまりいい返事がもらえませんでした。
そこで、
近隣のいわゆる採用においては
競合になるであろう病院にも声をかけて
提案メンバー(病院)を少しずつ増やしました。
もちろん
この競合と協力するという考え方に
賛同できない病院もありましたが
賛同したメンバー(病院)で提案を続けた結果、
1年かかって実現したんです。
※この提案方法にも仕組みがありますので
またご紹介します。
合同説明会では、
もちろん自病院が選ばれるように
工夫は必要です。
合同説明会という場は、
求職者にすれば一気に比較もでき
多くの病院をみることができる場であることは
求職者にとっては有益です。
この病院では
この合同説明会に参加した方を
2名採用したのですが、
この2名ともが
合同説明会に参加していなければ、
この病院に応募はしていなかったと話したそうです。
競合病院と協力関係を構築する
この考え方から人がる採用活動も多くあります。



