全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。
「思っていることは話せる
自由に話せる組織になると良いなと思います」
といった趣旨の話が
組織変革のプロジェクトではよく出ます。
で、体験してもらうんです。
「このミーティングは
思っていることや考えていることを
自由に話す時間にしましょう」
こんなマナーを設けて
ミーティングを進めると・・・
だいたいの病院は2つに分かれます。
1つ目は、
全く自由に話せないという病院。
これまでの関係性や思考により
いきなり自由には話せないといった感じです。
で、大切なのはここからです。
「どうすれば自由に話せたり
思ったことを話せるようになると思いますか?」
と問いかけると・・・
否定されない
批判されない
ひとまず聞いてもらえる 等々
といった話が多く出ます。
これらが解消されると
本当に自由に話せる場ができあがるのでしょうか?
多くの場合、
上司や役職者がこの言葉をつきつけられますが、
上司や役職者はまた違った意見を持つでしょう。
ダメなものはダメ
教育的な視点の発言ももちろんある
我慢になる 等々
の状況だと
上司や役職者は
自由に思ったことを話すことができない・・・
そこにいるメンバーは、
混沌とした状況になったりします。
自由に話をするとはどういうことでしょうか?
実は多くの場合、
自由に話をするとは
ということを考えずに
自由に話ができる方が良い!といった
希望や理想を持っている場合も多いと感じます。
自由って責任がセットだと考えます
自分への責任
他者への責任
組織への責任 等々
この観点を理解せずに
自由に発言しよう!発言したい!
という希望を持っても
おそらくうまくいかないかもしれません。
自由に発言できる組織にしたい
という話が出た時には、
まず
自由ってなんなんだろう
自由に発言ができる組織って
どんな組織なんだろう
どんな考え方や意識が必要なんだろう
ということをまず話し合うことも有効です。



