働かない蟻は必要かどうか

全国病院組織開発協会(MODA)
  共同代表 桐野です。

蟻ってすごいんですよね。

何かエサを見つけると
体から出ているフェロモンを追って、
他の蟻たちが追随が始まります。

道端に蟻が一列になって歩いているのを
見たことありませんか?

これがまさにそうで、
一番効率的で確実に目的地(エサ)に
辿り着けるように歩いている様だそうです。

ただ、よ~く見てみると
数匹列から外れ
ウロウロしながら自由に動いている蟻がいるんです。

これらの蟻は、
もちろんエサに辿り着けていない蟻が大半。

落ちこぼれてる・・・
しごとができない・・・
とついつい思ってしまうような光景です。

病院でも同じようなことがあるかもしれません。

うまくいくように指示命令をしているのに
その通りにやらない・・・
職員っていませんか?

※医療行為そのものとは別の話です

しかし、こんな蟻については
こんな話もあるんです。

列から外れて歩いている蟻こそ
クリティカルな仕事をする。

このことについては、
すでに研究がされていて
立証されています。

列の通りに歩いている蟻は、
最初にエサを見つけた蟻の通った道を
正しく追随するので、
目的地に外れることはありません。

しかし・・・

列から外れている蟻は、
同じエサに対して
もっと近道を見つけることがしばしばある

ということが研究され、立証されています。

これってすごくおもしろいと思うんですよね。

確かにに指示命令やマニュアル通りにやることは
失敗はしないですし、
目的達成はしやすいと言えます。

ただ、より良くなることに対しては
弱いのかもしれないな・・・と。

病院においては
医療行為はもちろんそういうワケにはいきませんが、
医療行為以外の取り組みについて
全てを指示めいりぃやマニュアル化することは
果たして最善といえるのかどうかは
気になることもあったりします。

言われたとおりにできない
ということを違う視点で捉えると
どう場や機会を提供するかは
またおもしろい話になってくるかもしれません。

余談ですが・・・

私が20代の時に勤めた会社は2社は
基本マニュアル等はゼロでした。

入社した時には、確かに戸惑い
小さな失敗や
今思うと遠回りもたくさん経験しています。

ただ、あの時の達成感や
試行錯誤の経験、
同じ職場の人たちと知恵をしぼりあった経験は
マニュアルでは得られなかったかもしれないと
感じることもあります。

病院では、医療行為に関することは
もちろん自由にやってくださいはNGだと思います。

ただ、自分で考え行動する職員が増えれば・・・
と思っている場合は、
少しマニュアルや指示命令を外してみるのも
小さなチャレンジになるかもしれませんね。

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