全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。
「ヤル気がない職員がいるんです。
ヤル気にさせるために
何か良い案はありますか?」
こういったご相談をよく頂きます。
お話をお聞きすると、
全員のモチベーションが高い組織
全員がヤル気の組織
が理想として
あるように感じます。
私たち(MODA)は、
こういったご相談を頂くと
お伝えすることが
3つあります。
まず、1つ目。
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ヤル気がある・ないって、
どういうことなんだろう?
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ヤル気がある、やる気がない
って、どういう状態なんでしょうか。
例えば、
会議の場で、
毎回発言をする人と
毎回発言をしない人がいたら、
どちらがヤル気がある人で
どちらがヤル気がない人でしょうか?
なぜそう思うんでしょうか?
本人がやる気がある、
やる気がないと
言っていたら、
そうなんでしょうか?
こんな場合はどうでしょうか?
ある病院では、
常に病院や周囲に対して
不平不満や要望を
言っている職員がいました。
この職員は、
ヤル気があるのでしょうか?
ヤル気がないのでしょうか?
私たち(MODA)は、
ヤル気の有無って、
解釈によってうまれている
と考えています。
例えば、
会議で発言が無いから
ヤル気が無い
と思うのは、
発言量=ヤル気という
解釈尺度を持っているからですよね。
もしかしたら、
会議に上意下達の雰囲気があれば
発言ができないだけかもしれませんよね。
例えば、
病院や周囲への不平不満は要望は
良ろしくない、
という解釈の尺度を持っていれば、
不平不満が多い職員は
ヤル気がないように思うかもしれません。
でも、もしそれらの発言の背景に、
病院がこうなれば良い、
病院をこうしたい
という想いがあるからだとしたら
それはヤル気がないということなんでしょうか?
おもしろいですよね。
前提として、
私たちは、何かを判断する時には、
自分の解釈によって判断している
ということがいえます。
解釈は、
人によって異なっている
ことを意識すると
違った側面が見えるようになります。
ある病院では、
会議では全く発言を看護助手がいました。
彼女は、
日常でも何かを自分から
提案することはありません。
上司が、
発言をするように伝えても
状況は変わりませんでした。
上司は、そんな彼女のことを、
ヤル気がないと感じていました。
しかし、
彼女は発言や提案はしないけれど
人が見ていないところで
備品の整理や片付けをしたり、
休憩室の掃除をしたりしていたのです。
さらに、
患者やご家族のことを
ノートにまとめていたといいます。
このことを知って
上司の彼女への評価は
もちろん変わりました。
「ヤル気がない職員がいるんです。
ヤル気にさせるために
何か良い案はありますか?」
なぜヤル気がないと
思っているのか(解釈)を
自分自身で認知してみてくださいね。
それ自体に
あってる間違ってるはありません。
自分の認知を認知する
疑うことなく当たり前に感じていることを
いったん保留することで、
事実を俯瞰したり、
冷静に考え対応したりできるようになります。
まずはこのことを行うと、
狭い視野での反射的な対応ではなく、
後々の行動の幅が広がると感じます。
残り2つは、
次回以降にお伝えしますね。



