ハンバーグは大皿盛り?個別皿?

全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。

  

人の思考や行動には、背景があります

お互いの背景を共有し、
実現したいことのために
新たなものを生み出す

    

組織変革において
大切な概念です。

    

この話をすると
難しく捉えられたり、
言葉としては理解しても
実際どういうことかが分かりづらいケースが
多いと感じます。

   

そんな時に、
こんな話をしているんです。

   

私が結婚してすぐの頃の話なんですが、
夕飯にハンバーグを作った時のことです。

   

主人と私、
それぞれの個別のお皿に
ハンバーグを準備していました。

残ったハンバーグは、冷凍庫に・・・

  

と準備していたところに
主人が帰宅しました。

 

「何やってんの?
全部大皿に盛ってテーブル真ん中に置いてよ」

   

?????

   

そこから、
大皿盛りと個別皿、
冷凍するのかしないのか
どっちが正しいかの言い合いが始まりました。

   

今思えば、お互いに
自分の希望やメリット、効率、
自分が考えていること等を
一方的に伝えていたんです。

  

正しいか正しくないか

答えは1つ

という点で
言い合っていたような気がします。

   

しかし、
「うちはこうだった!」
という話になった時に
潮目が変わったんです。

 

「えっ?そうなの??」

  

主人も私も
10名近くの3世代大家族で育っています。

主人の実家は、
ハンバーグは大皿に盛ったものから、
個人が好きなものを好きなだけ食べるスタイル。

私の実家は、
ハンバーグはそれぞれ個別のお皿の盛られていて、
個数はその人の食べる量で
最初から調整済のスタイル。

   

お互いに
自分の経験が当たり前だと思っていたんです。

  

お互いの違いを探すのではなく、
どちらが正しいではなく、

お互いの背景を共有したことで
自分の当たり前に思っていたこと気づいたことで、

言い合いやどっちが正しいではなく、

実現したいことは何なのか

お互いが納得や賛同できる方法は?

そういった視点で
話が進み始めました。

  

この時は、
お互いが実現したいことや
大切にしたいことを話した結果、
こんな話になったことを覚えています。

  

最初は個別皿に盛り付け。

残りはひとまず大皿に盛っておいて、
食後に冷凍保存。

お弁当用は、最初に冷凍保存でOK。

 

余談ですが、
この時に決めたことは、
その後何度も形を変え、
その時々に一番良い方法を決めています。

いまだに進化中です。

   

こうやって振り返ると
日常のふとした小さなことですが、

・何が正しい正しくないで話さない

・お互いの背景を共有する

・自分の思い込みや当たり前に気づく

・お互いが実現したことのための話をする

という視点をもつことは
大切だと感じます。

   

職場や仕事でも
同じような場面はあるのではないでしょうか。

  

お互いの背景を知ったり、
理解するだけでなく、

自分の当たり前に気づき
唯一解を求めず、最善解を求める

というスタンスが、大切かもしれませんね。

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