結局、ヒエラルキー組織って楽なんじゃないの?

全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。

  

「うちに病院はヒエラルキーがすごいんです。
どうにかしたいんですよね・・・」

そんな声をよく聞きます。

「ヒエラルキーがなくなると
 どうなると思いますか?」

・意見を言いやすくなる

・関係が良くなる

・提案が通りやすくなる

こんな答えが
返ってくることが多いですし、
そういう組織にするために
ヒエラルキーをなくしたいと思っている方も
いらっしゃるかもしれません。

   

この意識でヒエラルキーのない組織を目指す
取り組みを行っても
おそらくうまくいかないでしょう。

    

「ヒエラルキーがあるって楽ちんなんだよね」

「ヒエラルキーのある組織って居心地良いんでしょ、結局」

    

”ヒエラルキーのない組織にしたい”
という声があがった際に
私たちは、この2つの事を問いかけています。

    

ヒエラルキーのある組織って、
上意下達で指示命令がふってくるし
責任も上がとってくれるんですよね。

言い換えれば、
自分たちで考えなくても良いし、
うまくいかなければ上のせいにできる。

    

この側面を見ずして、
ヒエラルキーにない組織を目指すしても
すぐにとん挫するのではないでしょうか。

  

責任

というキーワードがすぽっと抜け
ただ理想を求めている状態ではないでしょうか。

   

経営側には

権限を与える

ということが必要になりますが、
これがとても難しいようです。

    

上層部への不平不満や要望からの
ヒエラルキーを無くしたいという視点や

職員にもっと自分たちで考えてほしい
という観点からの
ヒエラルキーを無くしたいという取り組みは、

おそらくうまくいかないことが多いです。

   

ヒエラルキー組織の背景にある
メリットを理解し、
それがデメリットになりうる事も
覚悟したうえでの取り組みが必要です。

   

フラットな組織論の1つである

ティール組織

で、参考組織として紹介されている
オランダにある訪問看護(介護)を経営する
ビュートゾルフという会社があります。

   

その会社を実際に視察して
見えたものを次回以降ご紹介します。

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