全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。
コロナ対策で業務量の増加だけでなく、
日々変わる情勢や状況。
それに伴う、業務や対応の変化に
職員の疲労も大きくなってきているのでは
ないでしょうか。
医療従事者の方は、
仕事はもちろん、日常生活への影響も大きく、
使命感が強ければ強いほど、
疲労感やストレスを感じている職員も
多いと感じます。
日々の状況変化、
職員の業務対応にも
経験や意識からの差ができ始めていることもあり、
そういう視点でも
現場がバタバタしているという声も届いています。
何か起こるたびに
規則やルールの策定を行っている
病院もあるようですが、
こんな声も届きました。
ある病院のコメディカルの主任からです。
「毎日、想定外のことがおこっています。
業務に関しては、経験の差もあるので
仕方がない部分もありますし、
日々の変化に対応する大切さを身をもって
感じています。
ただ、それ以上に感じていることがあります。
結局、ルールや規則を作ったり、
やり方を教えても限界がある、って事です。」
話しを聞いていると、
この主任は、
2つの事を感じていると話してくれました。
その1つが、
チームの雰囲気の大切さ
だと言います。
明るいとか、ポジティブとかではなく、
マナーやルールがチームの雰囲気から
できあがっていると感じる事が多くなったそうです。
この主任は、
下記のような話をしてくれました。
▼
ポジティブとか、怒らないとか
誉めるとか・・・そういうのは手段であって、
それがマナーとかルールである以上
チームの雰囲気はよくならないな、と感じています。
ちょっとくらい良いか、とか、
あの人もやってるし、とか、
バレなければ・・・、とか、
そういった深層心理的なものが
チームの雰囲気につながっていて
それぞれの意識やモラルにつながっている
と強く感じる毎日です。
それが言動化しているので、
いくら規則やルールを作っても
根本的な解決はできない、
と考えるようになりました。
それよりも、
迷っていたり、困ったていたら助け合える、
ダメな事はダメと言い合える、
ちょっとだけは許されない、
礼儀はあっても上限関係はない等
道徳的なモラルを
いかにチームで醸成するかの大切さ
を感じています。
▲
今この主任は、
ルールや規則以上に
自分が目指すチームの雰囲気に向かって
日ごろの声がけや休憩時間の過ごし方等
いろいろと挑戦を始めているそうです。
新型コロナの影響で
制限が多かったり、
今までとは変わらざるを得ない状況だったり、
日々状況が変化していると思います。
今までと同じ視点で物事を捉えるのか
今までと違う視点で物事を捉えるのか
大きな分かれ道になるかもしれませんね。



