「この病院で働きたい」という声の正体

全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。

「”この病院で働きたい!”
 モチベーション要因って
 なんだと思いますか?」

セミナーや研修、雑談等で
この質問をすると
こんな答えが多く返ってきます。

・給料やボーナスが良い
・休みがとりやすい
・スキルアップできる
・自分のやりたいことができる
・人間関係が良い
・医療設備が整っている
・ちゃんと評価してくれる   等々

いかがでしょうか?

世界最大の人材開発・組織開発のカンファレンス
ATDインターナショナルカンファレンスで
発表された調査結果があります。

この調査は、
23のモチベーション要因を元に
ミレニアル世代(※1)85万人に調査を行ったもので、
2016年に発表されました。

※1:ミレニアル世代
2000年を超えて社会人、20歳を超えた世代
1980年代~2000年代初頭までに生まれた人たち

医療従事者の調査結果を
ご紹介します。

トップ3とリースト3の各カテゴリーの意味をご紹介します。

【トップ3】

トップ1: インパクト とは、

自分の日々の仕事が、
社会とつながっていると感じられること

です。

日々の仕事を通じて、
誰かの役にたっている、
社会的に意味がある、
と自ら感じられている状態です。

トップ2:ラーニング とは、

これは教育制度や研修制度のことではありません。

日々の仕事の中で
”成長できてる”と感じられる環境であること

です。

日々の仕事の中で、
ちょっとしたことでも成長を
自ら感じられている状態です。

他人から誉められるのではなく
自ら感じられるというところに
意味合いがあると言われています。

トップ3:ファミリー とは、

家族のように大切に思える人と
一緒に仕事ができていて
その人たちの助けになってると感じられること

です。

ただ人間関係が良いではなく、
お互いに意見を交わし合え、
信頼がある関係性が構築できていることを
感じられている状態です。

【リースト3】

リーストとは、
あればあるほど良いけど
ないと不満になる
という意味合いがあります。

リースト3:ステータス・地位

役職や社会的地位、評価。

リースト2:オートノミー

自分の好きなことができる、
何かを任せてもらえる

リースト1:マネー

お金や休日等、
労働条件面

いかがでしょうか?

私たち(MODA)は、
この調査から

トップ3は、

組織風土が影響し、
個人では成しえないことであり、
外部からコントロールができないこと

だと考えています。

逆にリースト3は、

個人の事で外部が与えることができること

だと捉えています。

どこで働くか
何ができるか
どんな制度があるか

以上に

誰と働くか
どんな組織で働くか

が大切な時代になってきたと言えるかもしれませんね。