効果のある「報告」とは

全国病院組織開発協会(MODA)
  共同代表 桐野です。

  

私たち(MODA)が、
組織変革のサポートをする際に
最初にプロジェクトメンバーと
共有することがあります。

  

実践したことや感じたことは
どんどん報告(共有)しよう

  

この話をすると必ず
うまくいったことを報告(共有)するという認識が
その場にうまれています。

 

しかも、本人たちに無意識のうちにです。

 

そこで、こんなことも補足します。

    

何を報告(共有)するのか

 

ポイントは2つ

 

1つ目。

 

結果だけでなく
過程(プロセス)も報告(共有)しよう

   

ついつい結果だけを
報告(共有)しがちではないでしょうか。

 

しかし、大切なのは、結果以上に
過程(プロセス)なんです。

 

結果だけを見て
その取り組みをそのままマネしようとすると
うまくいかなかったり
突発的なことをおこると対応できないことが
多いんですよね。

  

過程(プロセス)を丁寧に
報告(共有)する

   

その過程(プロセス)で
気づいたこと、感じたことも報告(共有)する

  

ここが大切なポイントです。

  

2つ目。

  

うまくいったことは知恵になり
うまくいかなかったことは勇気になる

    

私たち(MODA)は、
特にこの2つ目を重要視しています。

  

既存の組織には、
うまくいったことが素晴らしく
うまくいかなかったことは良くないこと
という認識が風土として根付いているケースも
多いと感じます。

 

この定義自体をまず整えると、変化がうまれます。

  

うまくいったこといかなかったことは、
ジャッジのためではなく、
今後の組織のために全て必要なこと。

  

特にうまくいかなかったことは
実践したという点で他の人の勇気になります。

   

ただ失敗したではなく
過程(プロセス)も一緒に報告(共有)すれば
そこで気づきがうまれる人、
それを元に良くなる方法を考える人、
お互いに助け合える環境等
さまざまなことがうまれます。

  

何より、これまでの経験からも

あの人も頑張っている、自分も・・・

という意識がうまれやすいと感じます。

   

報告(共有)は管理のためではなく、
組織風土の醸成のため

   

という定義をすると
また違ってくるかもしれませんね。