全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。
プロジェクトチームを立ち上げることも
多いのではないでしょうか?
一般的に病院で立ち上がっているプロジェクトチームには、
3つの特徴的な落とし穴があると感じます。
1)当事者不在をより強固に
プロジェクトチームが
何かを遂行する担当者になっている場合、
当事者不在の組織がより強固になっている場合が多いです。
担当者を作り出すことで
担当でない人が生まれています。
担当者がやる人なので
担当でない人は、
興味や関心を持たなくなりがちです。
これによって他責もうまれやすくなります。
2)依存型組織をより強固に
プロジェクトチームが行うものだ
といった認識が病院内に広がっていませんか?
プロジェクトチーム以外は、
何かをしてくれる人という認識を
プロジェクトチームに抱き始めます。
誰かが何かをしてくれる、
という依存した組織を強めてしまうことが多いです。
3)階層意識をより強固に
職員が主体性を発揮できるようにと、
理事長や上層部が
プロジェクトチームに入らないケースも
多く見られます。
多くの病院では、
プロジェクトチームで試行錯誤して
何かを決定しても
最終理事長や上層部の同意や許可が得られず
とん挫しているケースも多いです。
またプロジェクトチームは、
理事長や上層部の決定したことを
ただ遂行することが役割になっているケースも多いです。
これらは階層意識をより強固にしています。
結局、上意下達であり
ここで何かを話し合ったり、決めても
理事長や上層部の意に添わなければ意味がない、
といった既存の思考が
より強固になっているケースが多いです。
この3つの落とし穴を前提にすると
プロジェクトチームの定義や運営の仕方等が
変えることができるかと思います。



