曖昧さが育む考える力

全国病院組織開発協会(MODA)
  共同代表 桐野です。

  

曖昧さって実はすごく大切です。

 

あそびがある

余白がある

という意味の曖昧さです。

   

経営陣や管理職の方と話していると
病院だけでなく一般企業でも
組織に対して
この曖昧さを避けたい意向を
持っている方が多く感じます。

 

※医療の臨床とは別の話です。
 念のために。

  

実は、これまで科学的な検証からも

曖昧さ(余白やあそび)は
考える力を育むのに重要だ

ということが証明されています。

   

例えば、

明日の会議の準備を職員に依頼した時に

マニュアルを渡してその通りに準備をしてもらう

会議の趣旨を伝え準備物等含め任せる

のどちらが職員は考える場面が多いでしょうか。

  

例えば、

患者さんからクレームがあった場合

マニュアル通りに対応する

患者さんの話を聞き、柔軟な対応する

のどちらが考える力が必要でしょうか。

   

どうしても組織では
理想の状態を想定し
マニュアルの策定や唯一解を設定しがちですが、
実際にはそんなに簡単にいかないことが
多いとも感じます。

  

実際私もメール1本うつにしても
相手との関係性や状況等を勘案して
メールをしようと思うと
かなり考えます。

  

正直、マニュアル的にメールする方が
すごく楽だな、と思うんですが、
それではとても機械的になったり
よりよい状況を作り出すことが
難しいケースが多いと感じることが多いです。

  

曖昧さ(余白やあそび)を
どう捉えるかで
組織のあり方は変化するかもしれません。

 

ちょっと考えてみて
という指示ではなく、

環境(場)として考える状況をどうつくるか。

 

考える力を育成する環境づくり、始めてみませんか。