全国病院組織開発協会(MODA)
共同代表 桐野です。
自己変革、組織変革
人材教育や組織変革において
変化
は1つのキーワードに感じます。
しかし、ここに落とし穴が・・・
大きな変化を求め、変化できない
ということです。
違う言い方をすると
小さな変化に気づけず、
チャンスを逃している
かもしれません。
また行動変容や成果をもって
変化したかを判断してしまう
という点も
変化を妨げる要因に感じます。
人は意識しなければ
大きな変化しか変化と認めない傾向にあると感じます。
私たちが関わってきた病院でも
職員さんたちに
先月から今月にかけての変化は何ですか?
と尋ねると・・・
特にありません
と答える人が大半です。
そんな事はないはずなのに・・・
ゆっくり話を聞いていると
成果や結果等としては変化は確かにないんですが、
気持ちや考え等には
小さなことでも変化があったり
気づきがあったような話をする職員さんが多いです。
でも、本人たちはそれを変化と捉えられない。
変化とは、
成果や結果等、目に見えるものだけではない
という定義が大切だと考えます。
何かの行動を変える以上に
思考や考えの変化は、
どんな小さなものでも、大きな変化につながります。
もう少し詳しくいうと
感想ではなく、気づきです。
例えば、ある病院では
備品整理に取り組んだ職員さんがいました。
整理は終わっていません。
彼女は、
「変化はまだ途中なのでありません。
気づきは、もっと早く取り組めばよかった、です」
と話ました。
これが変化や気づきをつまみあげることに
慣れていない状態だと私たちは考えています。
この職員さんとゆっくり話すと
・これまでは指示されてからやることばかりだったが
初めて自分で備品整理を申し出た
・整理をやり始めて、自分一人の力では
限界があると感じていて
どうやって周りの人にも声をかけるか悩んでいる
・やってみて分かったことがたくさんある
といった話がでてきました。
彼女、変化しているし多くの気づきを得ていますよね。
これに彼女自身や周囲の人が気づかないままだと
備品整理をしているがまだ終わっていない
という事象に対する変化なし、という捉え方になります。
もっと早く取り組めば良いのに・・・という認知にもなりかねません。
さらに何もできていないという思考になり
変化成長なしといった風に
自身も周囲も捉えかねず、
新しい取り組み等がうまれにくいループに入りがちです。
先日の彼女の場合、
ゆっくりと気づきや変化が何を問いかけたところ
・初めて自分で何かに取り組めたこと
・やってみて分かったことがある気づきがあった
・周囲の人に声をかけずらいのは
嫌がられるんじゃないかと自分が思っていることに気づいた
とういう気づきがありました。
「それは変化ですか?」
と聞くと、
「変化なんでしょうか?」
という返事。
これらを気づきであり、変化である
と自分で捉えらえること
が、組織変革や人材育成の大前提です。
自分自分が自分の変化や気づきに気づく
メタ認知の重要性は以前にもお伝えしましたが
これができなければ、
言動は変わっていても
手を変え品を変え根本的には同じ問題がおこっていて
それにも気づく事ができなため
グルグルと同じところでてい相していたり、
他者の価値観や他者の承認がなければ
変化成長を感じられない、
他者の承認以外は無意味になっていく
という負のサイクルに陥りがちです。
まずは、日々の変化や
一週間、1カ月の変化や気づきに自ら気づく。
練習で身につくものなので
ここから始めることもオススメです。
小さな変化や気づきの連続からの
行動変容が
気づけば大きな変化につながっている



