私たち全国病院組織開発協会(通称:MODA)について
私たちMODAは、医療介護業界に携わる「人」と「組織」の可能性と幸福感の向上に貢献するために、人材開発や組織変革に関する実践と研究を行っています。
私たちは、「唯一の正解」を前提として規則や制度での管理を重視する、従来型の組織開発をエビデンス型組織開発[EBOD(evidence based organization development)]とし、一方で「不確実な未来」を前提として対話やストーリを重視し、組織に内在する関係性や思考に変化をもたらすことで病院と職員との繋がり(エンゲージメント)を高める進化型の組織開発をナラティブ型組織開発[NBOD(narrative based organization development)]として、その両方のバランスを大切にすることを「大変革期」に臨む医療介護業界に提唱しています。
今求められている「ナラティブ型組織開発」について
今、人材育成だけでなく、組織そのものの見直し、ひいては新たな組織運営のあり方が求められています。
一般的に医療機関での能力開発や職場改革のアプローチには従来3つのカテゴリーがあります(表1)。
第1は、個人の目標管理やスキル研修を行い能力を高める(個人・To Do)、第2は、個人のビジョン作成やコーチングなどを行いモチベーションを高める(個人・To Be)、第3は、組織に制度や規則を導入して職員の帰属意識を高める(組織・To Do)。
これらの取り組みは一定の効果をあげてきましたが、今や、これらを実践しているにも関わらず、職場の人間関係は荒み、権利主張が増え、指示待ちの依存型人材が多くなり、離職者も止まらず、既存の管理体制では対応できない事態に直面されている病院があるのです。
そこで、私たちは第4のアプローチを試みています。
それが対話やストーリを重視し、組織に内在する関係性や思考を変え、病院と職員との繋がり(エンゲージメント)を高める(組織・To Be)方法、それがナラティブ型組織開発です。
表1:ナラティブ型組織開発
私たちが大切にしていること
未来が予測不能な状況になればなるほど、その時その時に対応できる組織力の重要性がますます高まっていきます。
組織が存続し繁栄するために、漸進的な変化や突然の混乱に対して予見、準備、対応、適応する能力(レジリエンス)が不可欠です。
指示待ち人材や個人個人が権利主張をし合う組織で、この状況を乗り越えることは難しいでしょう。
しかも今や職員1人1人の価値観やライフスタイルにも多様性があり、対応策に唯一の正解がない状況の中で、病院経営を進めていなかければならないのです。
そのような状況の中で私たちは、「自ら学び続ける」「誠実である」「情熱を持つ」「経験から学ぶ」「可能性を信じる」「多様性を受容する」「挑戦をする」「協働する」「強みを発揮する」「本質を見極める」「全体性」「オープン性」「自分らしくいる」「創発」「共想」を大切にしています。
団体情報
| 団体名 | 全国病院組織開発協会(MODA) Medical Organization Development Association |
|---|---|
| 代表者名 | 遠藤 晃 桐野 花 |
| 所在地 | 〒158-0082 東京都世田谷区等々力4-6-5-303 |
| TEL | 03-4577-0924 |
| FAX | 03-6733-7872 |
| メールアドレス | info@moda2019.jp |